アンチの原動力とその後の迷い

アンチの原動力とその後の迷い

編集者としてのAI

 この手の話は、はじめから構成を考えて、それに沿って書くなんてことは慣れていないとなかなか出来ないよね。書いている最中に「そういえば」とか「いやいや違う」とか頭の中で湧いてきて、話の流れなどを考えていたら何も書けなくなってしまう。  これまではそういった理由もあって自分自身について何も書けなかった訳なんだけれど、今回思いつくままにAIに投げてみてまとまりのある文章としてまとめてみました。この文章は最近勉強が手につかない事が多いなと思って、そこから話を膨らませました。  思いつくままに書いて、それをAIに投げて文章を完成させました。今回はXaiのGrok3相手にアレコレ書き出して、Geminiで整形して、タイトルは再びGrok3につけてもらいました。Geminiが付けたタイトルがちょっとイケてなかったので…(汗)各段落のタイトルも若干イマイチな感じもして、このあたりはもしかするとChatGPTの方が得意なのかも知れないと思ってたりします。ChatCPTの方が人間味がある感じ。

本編

人生のモチベーションを見失った

 これまでの人生を振り返ると、私は「アンチ父親」や「アンチ父親の家系」という気持ちを原動力に、多くの行動をとってきたように思います。たとえば、父親を言い負かしたいという思い、「あなたは一家の長男なんだからこの家を出てはいけない」という理解しがたい圧力への抵抗、あるいは大学を出たら企業に就職して給料を家に入れなさいと勝手に人生のレールを敷かれそうになったことへの反発として、大学入試や大学院進学、資格試験の勉強に取り組んできました。

 また、小学校時代に受けたいじめから逃げ出すために私立中学を受験したり、高校時代に学校で居場所がなく離人症*1になりかけた経験から、大学入試の勉強を通じて家や現状から逃げ出す手段を求めたこともあります。勉強は私にとって、現実からの脱出路だったのです。

 しかし、5年前に父親が亡くなり、昨年は父親の姉二人のうち一人が亡くなり、もう一人の姉も認知症で施設に入所しています。特に最近亡くなった叔母の遺産を相続したことで、私が生きていくのに十分な財産が手に入りました。そうなると、これまで勉強のモチベーションだった「アンチ父親」「アンチ家系」という気持ちが消え、独立のために必要だった資格取得の意義も薄れてしまったのです。その結果、これまで続けてきた勉強に手がつけられなくなってしまいました。今は司法書士試験の勉強をしているものの、この3ヶ月ほとんど進まず、来年度の受験をどうするかさえ決めかねています。もしかすると、これから何をしていけばいいのか、方向性そのものを見失ってしまったのかもしれません。

アンチの気持ちが私を動かす

 司法書士試験を目指したきっかけは、行政書士試験に合格した後も法律の勉強を続けたほうが教養として良いかもしれないと思ったからです。ただ、本当は社労士試験合格を目指すつもりでした。その動機は、パートナーが私の勧めで入社した介護事業所のブラックな実態にあります。

 グループホーム勤務の深夜手当が一切支給されておらず、当時友人だった所長に問い詰めたところ、「社労士が良いと言っていた」の一点張りで全く話を聞いてもらえませんでした。その対応への苛立ちから、「私が社労士になって再度問い詰めてやろう」とアンチの気持ちが湧き、勉強を始めたのです。結局、パートナーが退職し「あの人たちとは一切関わりたくない」と言って終わりましたが、あの時社労士試験の勉強を続けていれば今頃どうなっていたかと考えることもあります。

家族との関係に悩み、私は立ち止まっている

 私の育った環境は、いわゆる毒親とも呼べる父親とその家系に支配されていました。幼少期には、母親に「お願いだから離婚してほしい」と土下座して頼んだこともあります。しかし、「離婚したとしてもお前はこの家に置いて出て行くことになるから意味はない」と冷たく返され、深い不信感を抱きました。父親やその姉妹、母親の心理的・精神医学的な状況に縛られ、幼い頃から本当に居場所がない感覚に囚われてきたのです。

 そんな中で、勉強のきっかけはそれぞれ違っても、結果として認定心理士*2の資格を取得したことは大きかったと感じています。心理的な事柄について意見を述べるには専門性が必要だと感じた一種のアンチから始めた勉強でしたが、父親や家族を客観視できるようになり、赦すことはできないまでも、心の整理につながったように思います。

今後のこと

 そういった思いを抱えながら、今後何を考え、何をすればいいのか、先が見えなくなってきています。勉強への情熱を支えてきた「アンチ」の対象が薄れ、逃げ出すべき現実も変わった今、新しい目標や生きる意味を見つけられないまま、立ち止まっている自分がいます。

*1:解離性障害の一種。現実感や自分自身の感覚が失われる状態。

*2:公益社団法人日本心理学会が認定する心理学の資格。心理学に関する専門的な知識や技能を持つことを示す。